ピエール瀧のコカイン逮捕について事情通が考察する

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お茶の間に衝撃的なニュースが飛び込んできました。電気グルーヴの巨大な方(眉毛じゃない方)としてもお馴染みの、ピエール瀧(現・ウルトラの瀧)氏がコカインの使用によって逮捕されたのです。本人は使用を認めているとのこと。

【外部サイト】ピエール瀧容疑者を逮捕 コカイン使用の疑い:朝日新聞デジタル

逮捕容疑は、東京都またはその周辺で12日ごろ、コカイン若干量を使用したというもの。薬物を使用しているという情報があり、同部は12日午後6時すぎに瀧容疑者の自宅を家宅捜索し、瀧容疑者に任意同行を求めて採尿検査を実施。コカインの陽性反応が出たことから、午後11時すぎに同容疑で緊急逮捕した。

自宅からコカインは押収されていないという。同部は使用の時期や場所、入手経路について調べる方針。

(上記ニュースサイトより)

マジかと。コカインを摂取した当日の夕方に家宅捜査されて23時過ぎに逮捕というのも、できすぎな話のようにも感じますが・・・。ハメられた感が満載ですが・・・。

思えば、私が人生を踏み外し始めたのは、深夜ラジオで「電気グルーヴのオールナイトニッポン」を聴き出したころでした。

彼らがオススメするヨーロッパの最新ダンスミュージックはとても刺激的で、AMラジオのローファイな音質の向こう側に、とても大きな世界を見せてくれました。

瀧も一見すると音楽には興味がなさそうですが、ラジオでは「ドイツの片田舎にあるクラブに行ってきた」というような話や、「イタリアのクラブはゲロの中身が全員パスタだった」というような話をしていたことを記憶しています。

当時のヨーロッパクラブシーンといえば「セカンドサマーオブラブ」と呼ばれる、MDMA(エクスタシー)の全盛期。

あのASKAでさえ(失礼)、1996年にヨーロッパのクラブでMDMAを摂取したと語っています。

当然ながら同時期にヨーロッパのクラブへ通っていた瀧のまわりにもMDMAはあっただろうけど、瀧とドラッグを結びつける話題や発言は一切なかったように思えます。

※ひょっとしたら私がオールナイトニッポンを録音していた120分テープの折り返し地点のタイミングで喋っていたのかも

これが、たとえば同世代で一時期は同じレーベル(ナゴム)に所属していた大槻ケンヂ氏は、バリでのマジックマッシュルーム使用や、ブロンの乱用をカミングアウトしているのに、よほどドラッグが身近にあったであろう瀧からは、一切そういう言葉が出ていないのです。瀧の口から語られた多くはキャバクラ話(嬢のブラジャーをアタマに乗せてタイムボカン等)です。

もっとも、レコードレーベル(ソニー)がものすごく気を使っていたところもあると思います。

「テクノスポーツ」というキャッチコピーで、「ヨーロッパはドラッグまみれかもだけど、日本人は水だけ飲んでスポーツ感覚でテクノを楽しみますよ」という健全な雰囲気を作ろうとしていました。

ただまぁ、今回の事を考えると、瀧も「ドラッグの流儀」は心得ていて、見事にハメられたんだろうなと思います。

ドラッグの流儀とは・・・その場の雰囲気を壊さず、出されたものは楽しく使用するというもの(法律を犯すことを推奨しているわけではありません)。

これがたとえば「なんスかコレ!これ摂取したらどーなるんですか?」とやたらと質問してくる輩や、目の前の全員が社会的にも自立している人たちなのに「こんなの使ったら廃人になりますよ!」と騒ぐ輩は・・・そういった場面では「面倒くさいヤツ」という烙印を押されてしまいます(繰り返しますが、法律を犯すことを推奨しているわけではありません)。

たぶん、瀧よりも立場が上の人(紳助・上岡クラス)から「瀧クン、こんなのあるよ」と出されて、(彼らの顔を立てる意味で)そのままごっつぁんして、見事に裏切られてハメられたんだろうなと・・・(しつこいようですが、法律を犯すことを推奨しているわけではありません。本来はちゃんと断りましょう)。

ただ、ここでまた分からないのは「瀧をハメて誰が得する?」というもの。芸能スキャンダルにするには微妙な立ち位置だし、これをキッカケに瀧もAVデビューというのも考えづらいです。

折しも電気グルーヴ 30周年イヤーです。レコード会社の損失は本当に大きいわけだし、うーん、誰が得をするのだろう・・・。

とても悲しいことだけど、最近は俳優業に勤しんでいた瀧だし、(同じくコカインで逮捕された)勝新太郎の影響を受けた・・・というオチで、また元気に復帰してくれることを切に願っています。

留置所の畳を見て、何を思う瀧!!!!!!! (あれ?留置所に畳はないんでしたっけ?)

人生(ZIN-SÄY!)「俺が畳だ! 殿様だ!」(LIVE 1987)

追記 韓国紙幣が出てきた話

瀧家の家宅捜索でコカインそのものは見つからなかったけれど、丸められた韓国紙幣が出てきたという報道がありました。

【外部サイト】韓国紙幣でコカイン吸引か=ピエール瀧容疑者-関東信越厚生局:時事ドットコム

瀧と韓国を結びつけるのは、ポンチャックの「イ・パクサ」しかいないけれど・・・

ふつーに考えて、わざわざ韓国紙幣は使わないですよね。何かの偽装工作だとしても、コカインはそもそも「使用したことが罪」になるわけだから、そもそもバレた時点でNGというか、偽装の意味がないというか。

たとえばこれが「使用したことが罪」にならない大麻であれば、喫煙するときに既製のパイプを使わず、アルミホイルで簡易パイプを作って吸い終わったら丸めて捨てておけば、家宅捜索が入ったとしても「喫煙した証拠なんてどこにもないじゃないか!」と言い張って、尿検査で陽性反応が出ても「六本木のクラブで副流煙を吸った」と主張できるかもしれません。

勝手な妄想をすると・・・

自宅を訪問した韓国マフィアから「瀧クン、コレ、将軍様も使っているとってもイイネタね。ぜひ使って欲しいニダ」と言われ・・・

瀧も「いやいや、俺ももうNHKの大河ドラマ俳優ですし、そういうの困りますよ」と一度は断ってみたけれど・・・

韓国マフィアから「まぁまぁ、そう言わずに一回くらいね」とムリヤリにラインを作られて丸めた韓国紙幣を渡されて・・・

瀧も「じゃ、味見だけさせてもらいます。でも、こういうの困りますんで」と言いつつ、相手の顔を立てる意味でシュっと吸ったところ・・・

バッカーン!!!!!!! ウッヒョー!!!!!!! ナンジャコリャー!!!!!!!

となっている隙に、トンズラした韓国マフィアから警察へタレコミがあった、と・・・。

※勝手な妄想です

うーーーーーん、なにやってんだよ瀧!!!!!!! 余波、広がるのかな・・・。