俳優の成宮寛貴さんが違法薬物である「コカイン」を吸入していたとして、週刊誌の「フライデー」がスクープしています。現場の写真や情報を元に、事情通が徹底検証してみました。
【外部サイト】成宮寛貴「コカイン吸引」疑惑の現場写真! (FRIDAY) – Yahoo!ニュース
コカイン使用疑惑の画像
まず、現場のものとされる画像がこちらです。
本日発売のフライデーで成宮寛貴さんのコカイン使用疑惑が報じられており、それに対して全否定のコメントを出していますが…
記事を見る限りでは疑われても仕方ないぐらいの状況だと思いますし、ただ単に全否定するのではなく、まずこれらが何なのかを具体的に説明したほうが良いのではないかと。 pic.twitter.com/0Pv2Kqg77M
— 週間ジャーナリズム@編集部 (@syoan49) 2016年12月2日
フライデーの記事によると、「空き缶を潰して大麻喫煙のパイプ代わりに使い、ジップロックの袋からマドラーでコカインを取り出し、鼻で吸引した」とのこと。そのふたつが上記の画像に写っていると報道されています。
成宮さんご本人はもちろん否定。11月に撮影された写真のようなので、毛髪検査すれば分かりそうですね。
それでは、上記の画像とフライデーの報道内容を元に検証してみましょう。
大麻吸引の空き缶について
空き缶を潰してパイプのように使う方法は確かに存在します。しかし、上記の画像にある空き缶パイプを見ると奇妙な点がいくつかあります。たぶんこれですよね・・・?
1. 空き缶がベコベコに潰れている。
大麻を空き缶の上に乗せるときには、丸い缶の上から滑り落ちないようになるべく四角い感じに缶を潰します。しかし、上記の画像ではふつうに握りつぶしたようなベコベコの状態になっています。これだと大麻が滑り落ちてしまうし、余計なところに穴が空いてしまう恐れがあります。
2. 凹みが吸い口(飲み口)に対して横向きに作られている。
一般的に、空き缶でパイプを作るときは缶の飲み口の向きと同じ方向に凹み作り、ジュースを飲むときと同じような持ち方で吸引します。
しかし、上記の画像では飲み口に対して横向きに凹みがあるので、飲み口を横向きにしないと吸引できません(凹みに乗せた大麻が落ちてしまいます)。やっぱりこれ、ふつーに酒を飲んでそのまま握りつぶしただけじゃないかと。
3. 空き缶パイプはヘボイ。
空き缶でパイプを作るというのはかなりしょーもない行為です。仮に成宮寛貴さんがドラッグ大好き人間だったとするなら、もっと効率のよい吸引器具を持っているはずです。こんなやつ↓
また、空き缶をパイプにすると空き缶に妙な穴や焼け跡(大麻を燃やした跡)が残ります。ゴミ漁りをされたら一発でバレるのに、そんなリスクを負うとは思えません。
コカインの吸引について
フライデーによると、「コカインが効いてきたら目がトロンとして肌をすり寄せてきた」とありますが・・・そんなダウナーな効き方をするコカインってあるの・・・?作用の描写がウソっぽいのです。
「コカインを吸った瞬間にシャドーボクシングを始めて壁を20枚くらい破ったらブっ倒れて寝た」という描写であれば、なるほどなと思わされるのですが、なんとも奇妙な感じがします。
コカインは映画「TED」でもよく登場しており、TEDたちの好きなアルコールや大麻と、コカインの作用の違いが分かります。
さらに、南米原産のコカインというのは日本ではあまりメジャーなものではありません。アジア各所で製造されている覚醒剤の方が主流でしょう。作用時間もせいぜい数十分と短いので、わざわざコカインを選ぶ理由が分かりません(まぁ、いずれも選んだらダメですが)。
事情通の結論
成宮寛貴さんはシロ!!!!!!!!! なにもやっていないと思います。
大野君の大麻3Pもたぶんウソだし、有名人はいろいろ大変ですね・・・。
フライデーはまだまだ証拠があるそうなので、続報が出たら追記する、かも。