マリファナ・ビジネスが急成長中のアメリカで、興味深いデバイスが発表されました。カードリッジ型でスマートに大麻の有効成分を吸入できる「カンナクラウド(CannaCloud)」です。
CannaCloud Vaporizer System
コーヒーメーカーのような本体にカードリッジをセットしたらボタンをひとつ押すだけ。有効成分が蒸気となって抽出されるのでスマートに吸入できます。
大麻を火で燃やした「煙」ではなく「蒸気」を吸うことで肺ガンなどのリスクを減らし、カードリッジ型になっていることで取り扱いも簡単。
カードリッジは「インディカ種」、「サティバ種」、「ハイブリッド」、「CBDのみ」など、好みや用途に合わせて複数の種類がラインナップ。
まずは2017年にコロラド州で販売され、ワシントン州などの「嗜好用大麻」が合法化されている州へ販売網を拡げていくとのこと。本体の予定価格は149ドル。
うーんこ れはスマートですね。本当にコーヒーメーカーみたいなお手軽さです。消費者としては一定の品質のものが安定して使用できるという安心感があります。
さまざまな栽培者が作った正体不明の大麻だと、ごく希に予想もしなかった効き方をすることがあります。悪意のある人が大麻に別のドラッグ(ケミカルドラッグ)を振りかけているかもしれません。予想もしなかった効き方というのは、時に嬉しく、時にとても危険です。
カンナクラウドは大麻を日常的に使用したい人にとって素晴らしい選択肢になりそうです。日本でも使用できる日が来ることを願っています!
※日本国内では大麻を所持・栽培することはできません。諸外国では大麻の解禁が拡がっているから、いましばらく待ってみましょう。違法なことはやらない方がよいです。