ここ数日、「あの正体は何だろう?」とボンやり考えていた「合法マリファナラーメン(現在は合法ヘンプラーメンへ改名)」。
【関連】合法マリファナラーメンの正体を考えてみた
その後のリサーチで、以前に「白熱ライブ ビビット」というテレビで紹介されいたことが判明。そしてインターネットで探してみたところ・・・ログがありました!!!!!!!!
白熱ライブ ビビット
http://www.tbs.co.jp/vivit2015/
実は入っているのはマリファナではなく麻の実が原料の「ヘンプシードパウダー」と「ヘンプシードオイル」という調味料が入っていた。麻の実(ヘンプ)ということで違法には当たらないようだ。この「ヘンプ」は栄養価が高く今、注目のスーパーフードだ。
引用元:ラーメン魁 | 白熱ライブ ビビット | TVでた蔵
な、なんと、あれだけ想像していた大麻の「葉」の部分ではなく、鳥のえさや七味唐辛子にも入っている、大麻のタネをすりつぶした粉とタネから絞った油!!!!!!!! つまり、イギリスのAmazonで売られているようなヘンプリーフ(大麻の葉)ではなく↓
ただのコレ!!!!!! ふつーに健康食品屋で売ってるヨ!!!!!!!!
完全にヤラれた!!!!!!!! つまり、我々がドキドキしながら食べていた「葉」ぽい部分はやっぱりただのバジルなどの合法ハーブと思われる!!!!!!!!
つまりこれは↓
昨日見てきたこれではない!!!!!!!!
【関連】東京都公認の大麻畑に行ってみた【2015】
・・・緑の部分だけ食べてみたり、匂いを嗅いだり、なんなら持ち帰ってスモークしてみようかと思っていたのに・・・アホを見ましたね・・・。まぁ、ある意味推測は正しかったですね・・・。
んで、よくよく見たらヘンプシードパウダー乗ってますね。
拡大するところを間違えていました。緑の葉(たぶんバジル)に注目するんじゃなくて、その右にある・・・
これ!!!!!!!! この茶色がヘンプシードパウダーですね。
大麻から作られるヘンプシードとヘンプオイルを使っているから「マリファナラーメン」と名前を付けてみた。だけど「商品名とはいえ、違法物質の名前をつけるのはいかがなものか」と、東京都の職員から言われたので「ヘンプラーメン」に改名した。
これがすべてではないでしょうか。違ってたらご指摘ください。
一般的に、酩酊成分であるTHCを含む葉や花の樹脂部分を「マリファナ」と呼び、THCを含まない茎やタネの部分を「ヘンプ」と呼びます。ヘンプから作られる「CBDオイル」はQOLを気にする人たちに大人気です(私も常用しています)。
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このラーメンは「マリファナラーメン」という名前でしたし、ラーメンの上に緑の葉がありがたそうにかかっていたので、てっきり「葉」の部分を使っているものだと勘違いしてしまいました。そりゃ、ヘンプシードをマリファナって書いていれば東京都の職員も注意しに来ますよね。まったく違うものだもの。
なんとも残念な結論でした。ラーメンとして考えれば、確実にウマイのでぜひ一度どうぞ。
※大麻の栽培・所持は法律で禁止されています。私は大麻を栽培・所持しておりません。
【関連】合法マリファナラーメンを食べてみた【検証】
コメントをいただいたので追記
「マリファナじゃなくてヘンプシードが使われていることくらい分かるだろ」というコメントをいただいたので追記です。
たしかに、ふつーに考えたその通りです。しかし!「店主は半年かけてマリファナを研究した」とか「どんぶりに乗せられた緑色のものが合法の大麻である」なんていう記事を読んでたら、期待も膨らみますよね。
【外部サイト】東京のラーメン屋が売ってた「合法マリファナラーメン」販売中止! 実際に食べてみた | ガジェット通信
さて、このラーメン店には「大麻合法化祈願」というポスターが貼ってありました。しかし、大麻の合法化に向けて解決しなくてはならない最大の課題とは何でしょうか?合法化が進むアメリカと日本の大きな差は何でしょうか?
それは、正しい情報を提供すること、正しい情報を理解することだと思います。
はたしてこのマリファナラーメンは正しい情報に基づくと言えるのでしょうか? ヘンプシードを使っているのにマリファナラーメンと名付けたり、マリファナの葉に似た緑のハーブを乗せたり、大麻のメリットとしては期待できない「絶倫力強化」を掲げるのは、かなり作為的なものを感じずにはいられませんでした。
ふつうにおいしいラーメンですし、これを「マリファナラーメン」なんていう売り出し方じゃなくて、「大麻はマリファナとしてラリパッパになるだけの使い方じゃなくて、栄養価の高いオイルやタネが手に入る。このラーメンにはそれを使っている」と、堂々とアピールして欲しかったなという点で、ガッカリしたのでした。
今度は泣きながら食べます。