ベトナムで若者の間にLSDが流行中!?

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なかなか衝撃的なニュースをTwitterで知りました。ベトナムで若者の間にLSDが流行中らしいのです・・・。

【外部サイト】広がる「切手シート」型麻薬、中高生が使用も [社会] – VIETJOベトナムニュース

LSDとは

リゼルグ酸ジエチルアミドは、非常に強烈な作用を有する半合成の幻覚剤である。ドイツ語「Lysergsäure Diäthylamid」の略称であるLSD(エルエスディー)として広く知られている。

純粋な形態では透明な結晶であるが、液体の形で製造することも可能であり、これを様々なものに垂らして使うことができるため、形状は水溶液を染みこませた紙片、錠剤、カプセル、ゼラチン等様々である。日本では吸い取り紙のような紙にLSDをスポットしたペーパー・アシッドが有名である。

日本では1970年に麻薬に指定された。

wikipediaより抜粋

LSDを摂取するとどうなる?

LSDは摂取すると強烈な幻覚体験ができるドラッグ「サイケデリクス」の一種です。

一般的には経口摂取(口から摂取)が多く、摂取後30分くらいで感覚が変容し、さまざまな思考が頭の中を駆け巡ったり、物体や音が極彩色の色を放ち始めたり、すべての感覚が鋭敏になっていきます。メリットは約8時間くらい続きます。

1970年に規制薬物として指定されていますが、それまではいわゆる「合法」の状態だったので、詩人の谷川俊太郎さんがLSDを服用してラジオの生放送を行ったり、「サイケデリックアート」というアートが流行したり、文化面に大きな影響を与えました。

また、かつてはオウム真理教がLSDを密造し、LSDによる神秘体験によって信者の信仰心を高めようとしていました。オウム真理教のLSDは質が優れており、教団内から流出したものが「OLストリート」という俗称でアンダーグラウンドマーケットで流通することもあったようです。

LSDは「サイケデリクス」に分類されるドラッグであり、ボケーっとするマリファナや、シャキシャキする覚醒剤・コカイン等とは明確に異なります。ドラッグの話を書くと、知らない人から「発情したギャンキーはウザイ」とか言われて嫌われることがありますが、LSDでは発情しません。

ベトナムのニュースについて

今回のニュース、当初はベトナム語のみの報道でしたが、日本語でも報道されるようになりましたので、一気に読みやすくなりました。内容を一部引用します。

幻覚剤の一種リゼルグ酸ジエチルアミド(LSD)を染み込ませた1.5cm四方の紙(ペーパー・アシッド)の売買や使用が若者の間で広まっており、保護者達から心配や不安の声が上がっている。

正方形に切られた紙には有名人のイラストやポップな絵柄が描かれ、その形状からベトナムでは「切手シート」と呼ばれている。取引価格も数ピースからなる「切手シート」1枚が30万VND~50万VND(約1376円~2294円)と安価で、安易な気持ちでLSDに手を出す中高生もいるという。

なんと・・・!日本の感覚だと1枚2,000円程度って割安だけど、ベトナムの物価だとなかなか高いような気がします。さらに、こんな内容も。

ホーチミン市精神病院のフイン・タイン・ヒエン医師によると、最近様子がおかしいと母親に連れられた13歳の女の子を診察したところ、毎日1~10枚の「切手シート」を口に含んでいたことが分かったという。

毎日10枚も食うか・・・!? 耐性を無視してないか・・・?ひょっとしたら、ベトナムものはあまり強くないのかもですね。10枚食っても「様子がおかしい」で済むというのは、なかなかの肝っ玉母ちゃんです。

LSDを乗せて自撮りをするカップルや・・・

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ブロッターアートと呼ばれる絵が書かれたLSDの紙片。

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画像はTem giấy – ma túy kiểu mới hủy hoại giới trẻ ra sao – VnExpress Sức Khỏeより

このようなニュースになるくらいなので、LSDはベトナムでも規制薬物であると思われます(実際のところは知りません)。安易な気持ちで「ベトナムでLSDを買ってみたい!」というのは、法律の面でも、精神を拡張させるというLSDのメリットの面でも、非常に危険です。ダメ!ゼッタイ!

その一方で、LSDは正しく使用すれば精神疾患の治療やアート、宗教的な神秘体験において非常にメリット的であると言われています。

ベトナムで流行しているのはあくまで密造されたストリート・ドラッグですが、LSDという史上最強のサイケデリクスについて医学的な研究がより進むことを願っています。