MacやiPhoneでお馴染みのアップルが、大麻などを喫煙するための電子パイプ「ヴェポライザー」の特許を出願していたことが分かりました。
【外部サイト】an apparatus for vaporization or sublimation of a substance
出願書類によると、気化効率を一定化させて、ムダなく消費させることができる仕組みのようです。
いわゆる「大麻草」より、さらに薬効の強いコンセントレートのような抽出物に最適化されている様子。ここらへん、さすがトレンドを掴んでいますね。
アップルの本社は嗜好用大麻の解禁が決定したカリフォルニア州にあります。
さらに、アップル共同創業者のスティーブ・ジョブズは自伝の中でサイケデリクス(幻覚剤)の「LSD」を絶賛しており、たぶん大麻についても寛容だったと思われます(推測です)。
特許が出願されたのは2016年の7月20日。ちょうどカリフォルニア州が嗜好用大麻解禁の住民投票で盛り上がっていた時期と重なっているのも興味深いです。
いまや、アメリカの大麻産業は「スマホが登場したときのムーブメントを越える」や「アイスクリームよりも売れる」と言われるまでに大きなものになっています。
【外部サイト】大麻需要は「アイスクリームを超える」、米専門サイトが報告書 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
アップルのような巨大な会社が(自社でヴェポライザーを製造しないとしても)特許を出願し、その特許料をビジネスにつなげようとしても不思議ではありません。なんせ、アップルはお金が大好きですし。
もしかしたらひょっとしたら、アップルがデザインした超クールなヴェポライザーが登場するかもです。USBで充電できるタイプは多いけれど、アップルだとLightningで充電になるのかしら。
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面白い時代になってきましたね!
※後日注:この特許は喫煙器具としてのヴェポライザー用途ではなく、コンピュータを作るための技術のひとつではないかというご指摘をいただきました。そうかもしれません。