フリーランスになって気づいた、フリーランスの人を誘うときに使ってはならない表現5選

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私は現在、会社勤めではなく自分で仕事(会社)をやっています。この立場になってから、いままでフリーランスの人を誘うときに使っていた表現がどれだけNGだったのかに気づきました。

こんな表現じゃダメだよ!というのをご紹介します。

その1:会う目的をハッキリ伝えよう

つい使ってしまう「メシでもどうですか?」という誘い方。本当にメシだけ食べて終わりならともかく、何かを話したいのなら目的をハッキリと伝えないと「ネットワークビジネスの勧誘だったらどうしよう」とか「借金をお願いされたらどうしよう」と、ドキドキさせてしまいます。

×「メシでもどうですか?」

○「イベントの方向性を相談したいので、メシでもどうですか?」

その2:日付を確定させて伝えよう

いつでもいいときに使う「時間があるときにでも」という誘い方。フリーランスの人は基本的に24時間勤務中で、オフの時間なんてありません。空いている時間があれば仕事をしたいので、「時間があるときにでも」では、いつまでたっても予定の優先順位は上がりません。

×「時間があるときにメシでもどうですか?」

○「21日の月曜日、イベントの方向性を相談したいので、メシでもどうですか?」

その3:開始と終了の時間を確定させて伝えよう

「19時からでお願いします」という誘い方。おしまいの時間が決まっていないのは、「朝まで付き合わされたらどうしよう」と、ドキドキさせてしまいます。

×「19時からメシでもどうですか?」

○「19時から22時でメシでもどうですか?」

その4:場所を確定させて伝えよう

こちらから誘っているのに、場所を相手に考えさせるというのはよく考えたら(考えるまでもなく)失礼な話です。相手のリクエストを聞きながら、場所を確定させましょう。

×「メシでもどうですか? お店はどこでもいいです」

○「メシでもどうですか? 肉系ならココ、魚系ならココでどうですか?」

その5:支払い方法を確定させて伝えよう

これは個人的な経験なのですが、メシに誘われたので行ってみたら彼氏のグチを散々聞かされた挙げ句に支払いの時には一歩下がっている(俺が払う)という地獄の時間がありました。高い店を提案するときなどは配慮すべきでしょう。

×「ジョエル・ロブションに行きませんか?」

○「ジョエル・ロブションに行きませんか?ワリカンで」

まとめ

つまり、相手に推測や想像、調整や検討の時間・手間を与えずに、すべて「YES/NO」で答えられる状態で誘うべきです。もしそれで「NO」だったら、別の条件にして誘えばよいだけですから。

×「今度また時間あるときメシでもどうですか?」

○「12月21日の月曜の19時から22時で、イベントの方向性を相談させてもらいたいので上海シャオツー行きませんか? メシ代はこちらで持ちます」

もしくは、先の予定だと同じタイミングで急に仕事(儲け話)が入ってきたときに困るので「いまからどうですか!」くらいがちょうどよいですよね。そのくらい小回り効く相手・断ってもイヤな顔されない相手じゃないと付き合いづらいものです。

おまけ

もうひとつ大事なのは、とにかく早く結果を見せておくということです。具体的には、もし自分のプロジェクトを知ってほしいのなら「仲良くなってから企画書を見せよう」だと、相手にとっては二度手間です。最初っから企画書を見せておくべきです。

一緒に仕事をさせてもらいたいのなら、初対面でもそれを伝えるべき。もし相手が「もっと知ってから答えを出したい」というのなら、もう一回会ってもらえるかもだけど、それを伝えずにふつーにメシを食った後で「次もまた会ってください」だと、「なんで?」ということになります。

恋人になりたいのであれば「仲良くなってからセックスしてみよう」じゃなくて、さっさとしておくべき。フリーランスや経営者には悠長に恋愛を楽しむ時間なんて存在せず、ギャラが発生しない時間というのは苦痛でしかないという認識を持って、コトを進めたいなら最初っからガンガンいくべきです。

2016年もがんばっていきましょう!!!!!!!!