東京・目白にある「ホテル椿山荘東京」。毎年この時期になると、緑と水が豊かな庭園でホタルの観賞ができます。そして・・・まさに今が見頃です!!!!!!!
椿山荘
http://hotel-chinzanso-tokyo.jp/
椿山荘には豊かな緑と清らかな川、大瀑布の滝まであるリッパな庭園が備わっています。この庭園で、毎年5月中旬から7月ごろにかけてホタルが舞います。観覧はホテル宿泊者でなくても無料、見頃の時間は夜の19時〜20時半ごろです。
さらに、このホタルはどこかから連れてこられた放流ホタル(死に至るのみ)ではなく、この庭園で生まれ育った、本当の生き物。捕まえたり傷つけたりすることなく、大切にしていきたいですね。
ホテルの正門からアクセスする場合は、一度ホテル内を通って庭園へ向かいます。品のよいホテルなので、上品な振る舞いで通過しましょう。エスカレーターを使って下へ、下へと向かいます。
実際に行ってみた
2017年5月26日(金)、庭園についたのは19時半ごろ。あちこちから「いたー!」という楽しそうな声が聞こえます。庭園の通路はしっかり暗いので、足下に気をつけながら歩いて行くと・・・すっごいいました!!!!!!! ふわんふわん飛んでる!
青白い光はまるで星の瞬きのよう。河原の茂みの奥で静かな光を携えています。
椿山荘へは過去にも何度か行ったことがあるけれど、今日は過去最高の数でした。愛媛や群馬で見たときより多いような気がします。
間近で見られるビオトープも
一番たくさんいるのは庭園の川の近くですが、ガラスケースの中にいるホタルを間近で眺めることのできる「ビオトープ」も、庭園の滝の裏あたりにあります。
マナーには気をつけて
庭園内は飲食物の持ち込みが禁止されています。ビールを飲みながらホタル観賞したいーという方は、椿山荘のレストランで開催されているディナープランを利用しましょう。
また、来場者の多くが子供・老人です。ウェイなノリの若者はまったくいません。これは「祭り」ではないので、大人数で行ったり、大騒ぎするのは野暮だと思います。
そして!ホタルはストロボつけても写真に写りません!!!!!!! ストロボの光はホタルにも周囲の人間にもダメージを与えます。三脚を立てての写真撮影も迷惑になるので、たまにはインスタジェニックなことから頭を放して、自分だけの目と時間を楽しみましょう。ストロボやスマホのLEDをつけて写真を撮影している人がいるのは本当に悲しいです。
周辺には飲食店がないです
椿山荘のまわりにはあまり飲食店がありません。まぁ、ホテルで食えということなのかもですが、一流ホテルならではの価格設定です。江戸川橋駅まで徒歩10分くらいで行けるので、テクテク歩いてみましょう。駅前まで行けば松屋やてん屋があります。
椿山荘に感謝です
毎年、ホタルが育つように環境を整備し、私のように宿泊していない人にも庭園を無料で開放してくれている椿山荘には本当に感謝です(宿泊していないどころか、椿山荘に一円も落としていない)。私は椿山荘の庭園の暗さ、静けさ、水の音、そしてホタルの光が大好きです。
いやーーーー、よかった!!!!!!! 皆さんも、行くなら今です!マナーに気をつけて楽しみましょう〜〜〜〜!!!!!!!