世界のレイヴの歩き方

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世界のレイヴの歩き方 準備、行き方、楽しみ方まで あたらしい自分に出会う旅」という本を読みました。レイヴってのは、野外フェスのもうちょっとストイックで濃い感じのもの。元々は英語で「大騒ぎする」という意味だったような気がする。

んで、レイヴに参加する人たちを「レイヴァー」と呼んでて、俺もレイヴの世界で育てられてきたんで、被災地ボランティア行くときに「Ravers Save the Neighbors(レイヴァーは仲間を助けるよ)」というTシャツを作って着てました。

おっと話がソレた。

この本、世界中のたくさんのレイヴが紹介されまくっています。ちょっとビックリした。すげぇ網羅されてる。知らないのもいっぱいある。んで、そのすべてに感想と、簡単な行き方と、お金と、開催時期とが説明されてます。

んで、最近この手の「まとめ旅本」を手に取ると、必ず巻末のクレジットをチェックするようにしています。もうね、AmanaとかGetty Imagesとかの「誰かが撮った写真を有料で売ってるサービス」を使って、金と作業の力だけで作られた情熱のない本の多いことに辟易しているからです(巻末にこれらの社名が載ってたら要注意だぜ。その本を作ってるヤツは旅に出ていないかもしれないぜ)。

んが、こちらの本はもちろんそんなことはなく、おそらく筆者自身や、友人の方の協力によって構成された情熱あふれる一冊でした。レイヴの装備紹介ページに載っていた、クタクタになったサンダルの写真が一番グっと来ました。

情熱。モノヅクリにおいて一番意識しなくてはならないのが、情熱です。情熱のないモノヅクリはただの作業です。

そして僕らは、そういった情熱にあふれたモノを身の回りに置いておくべきです。その情熱を感じ取り、時に異常ともいえる情熱に心を動かされ、自分を奮い立たせる糧にすべきです。

飽食の時代にこだわりの野菜が注目されたように、情報が蔓延する時代にこそ、情熱を持った発信源に注目すべきです。

これから世界を旅するのが楽しみになりました。テントに一冊あるといろいろ盛り上がれると思います。あと、こうやってまとめていただけていると誰かに説明するとき早いから助かる!