薬物経験者しか分からない、薬物がやめられない本当の理由

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KAT-TUNの元メンバー・田口淳之介さんと、女優の小嶺麗奈さんが大麻取締法違反の疑いで逮捕されたことによって、各メディアがヤイノヤイノ言っておりますが・・・

新潮社出版部部長の中瀬ゆかりさんのコメント、

【外部サイト】田口淳之介容疑者はピエール瀧被告の事例に学べなかった?…中瀬ゆかりさんが指摘 : スポーツ報知

「(前略)普通は『やばい。これ、ばれたら終わりなんだ。もう捨てて、やめよう』とかいうきっかけにもならなかったんだっていうか、それくらい1回入っちゃったら『絶対ばれない。俺は大丈夫だ』とか、(あるいは)やめよう、やめようと思ってもやめられなかったのか、分かりませんけど、そのへんの心理がすごい気になります」と一気にコメントした。

(上記サイトより引用)

について、薬物経験者しか分からない、薬物がやめられない本当の理由をお伝えします。

やめる必要がないから、やめられない

それは、やめる必要がないから、やめられない(やめない)のです。

たとえば、今回の件だとマトリは小嶺麗奈さんを10年前からマークしていたという報道があります。逆に言えば、小嶺麗奈さんは10年以上も大麻を使いつつ、社会的な生活を続けていたわけです。

ピエール瀧さんは20年以上前から、シャーマンは1000年以上前から使っています。

【外部サイト】Cocaine, psychedelics, DMT? They sure knew how to party 1,000 years ago: Archaeologists make startling discovery • The Register

日本の「ダメ!ゼッタイ!」教育だと、ドラッグを十把一絡げにして「一度使ったらやめられなくなる」とか「人間やめますか」的な過剰な内容になっているけれど、日本で一般に流通している大麻でその状態になることは・・・まず、ありえません。そうなるのはヘロインか正体不明なケミカルドラッグ(危険ドラッグ)でしょう。

Red Eye / "CHEMICAL" (Official Music Video)

大麻を完全に合法化したカナダでも「予想より売上が少なかった」なんてことを言っているくらいです。もし、一発でジャンキーになるのならカナダの大麻企業の株価はもっと上がってるはず!

ふつーに使ってふつーに過ごせるから、やめる必要を感じられず、やめられない(やめない)のです。

ケミカルでヨレてパキパキの目になっていれば「やべぇ」と思うかもだけど、大麻を吸ってニコニコしながらモリモリご飯を食べていたら、別に「やべぇ」とは思いませんよね。

※違法行為を助長するものではありません

また、ドラッグそのものの依存性と、使用者の精神的な依存性、社会環境はしっかり切り分けて考える必要があります。「大麻に溺れて仕事をしない」ような人は、アルコールでも同じように仕事をしないでしょう。日本では大麻に依存している人よりも、アルコールに依存している人の方がよっぽど多いという現実を鑑みると、大麻を解禁してアルコールを規制してもよいと思います。

日本の「ダメ!ゼッタイ!」教育は、もっと根本から変える必要があります。

それは、「あなたを壊す」でもなく、「忍び寄る薬物の陰」でもなく、「ごくふつーに存在していて、ごくふつーに使って暮らせるけれど、法律があるからね」というものです(すでに世界的な大麻の合法化を受けて矛盾が露呈し始めている感もありますが)。

常用も乱用もどちらもダメだし、社会的な生活をきちんと送って税金を納めていてもダメなものはダメなのです。

日本という法治国家に住む以上、法律は遵守するのが国民の義務です。同時に、法律を変えることができる権利も国民は有しています。「分かりませんけど、そのへんの心理がすごい気になります」みたいな曖昧なコメントじゃなく、レガシーメディアでも、もっとマトモな議論をしましょうよ!そろそろ、ねぇ。

※違法行為を助長するものではありません