2016年4月20日・奇しくも「マリファナ・デー」にカナダは「2017年春ごろに嗜好用大麻を解禁する」という発表を国連総会会合において行っていましたが・・・
【外部サイト】カナダ政府 成人用嗜好品としてのマリファナを2017年に合法化へ – ライブドアニュース
長い審議の結果、2018年10月17日から解禁になることが決定したようです!
【外部サイト】カナダ上院、大麻の合法化を承認 9月にも販売開始へ – BBCニュース
カナダの上院は7日、娯楽用大麻を合法化する法案を56対30の賛成多数で可決した。ジャスティン・トルドー首相は、今夏までに大麻を合法化する公約を掲げていた。
カナダは主要7カ国(G7)で唯一、娯楽用大麻を合法化する国となる。同国では、2001年から医療用大麻が解禁されている。
(中略)
複数の見通しでは、カナダで合法的に娯楽用大麻を購入できるようになるのは8月末から9月初旬になるもよう。
(上記サイトより引用)
すでにウルグアイなどの国では大麻は合法となっており、カナダでも「医療用」は合法でしたが、嗜好用大麻も含めて全面解禁するのは先進国の中ではカナダが初。
アメリカは「州法」で大麻が容認されつつあるけど「合衆国憲法」だとNGのままなので、州をまたいで持ち運ぶことができなかったり、州法と憲法でしばしば衝突が起こっていました。
しかし!カナダは国全体で認められるという大英断です。
この判断がいま正しいかどうかは本ブログでは言及しません。
ただ、カナダは日本からの留学生や旅行者が非常に多い国です。2016年の夏に短期留学したい都市ランキングでもカナダのバンクーバーが1位になっています。
【外部サイト】人気留学先都市ランキング|留学・短期留学なら留学ジャーナル
現在の日本の大麻教育(ダメ、ゼッタイ的なの)だけで育ってきた人たちがカナダを訪れて、まわりがバカスカ吸っているのを見たら・・・ものすごく混乱しそうです。
私はいますぐ日本で大麻を全面解禁すべきだとは主張しません(医療用は認めるべきだけど)。しかし、「認められいる国がある」という前提に立って、もう少しリアルな教育はできないものでしょうか。
アメリカで中指を立てるのはNGとか、インドはボッタクリが多いとか、イギリスのメシはマズイとか、イスラム圏では断食の習慣があるとか、タイのお寺に入るとき女性は露出を控えるべきとか・・・その国に合わせた知識を持っていないと本当に危険だと思うのです。でんでん太鼓をお尻に刺しこんで許される国と怒られる国があるようなものです。
世界はどんどん狭くなり、変化し続けています。
日本も取り残されないように・・・日本で吸ってパクられるような若者をこれ以上増やしたくありません!
というわけで、現地調査に行ってみたいと思います。オーロラも見てみたい!