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飲食店の女性から「酵素風呂が気持ちいいよ」というのを聞いてから・・・快楽の追求に目のない私はずっと気になっていました。
酵素風呂とは
おがくずや米ぬかなどに「酵素」を加えて発酵させたもの。全身をその中に埋めることで、発酵の熱で身体はポカポカ、酵素のパワーでお肌はツルツル!らしい。
が、んが。
こういうのでありがちな話なのですが、男性が利用できる施設って少ないんですよね。
まぁ、男性OKにしてしまうといろんな性癖の人が来て大変なのかもだけど・・・
そんな中から、東京・日本橋の酵素風呂屋さんが男性OKだったので突撃してみました!
以下、写真撮影ができなかったので文章のみで。
「日本橋酵素風呂」は、とてもキレイなビルの中にありました。入口をギギーっと開けると小柄な嬢がお出迎え。室内はとても清潔です。
最初に簡単な問診票を書いて酵素風呂について簡単な説明を受けたら、ガウンと紙パンツを渡されてお着替えです。紙パンツはメンズエステでよく見る青いトランクスタイプのもの。
※女性は紙パンツが別料金になっていたため、男性のみ紙パンツ着用で、女性は全裸が基本なのかもです
セルフで着替え終わったら、いざ酵素風呂のある部屋へ。
ギギギーーーー
あ、暑い!!!!!!!!!
いやこれすでに暑いよ!サウナのようなカラっとした暑さではなく、東南アジアのようなもわっとした暑さです。これが酵素の発酵熱なのでしょうか・・・。
室内にある巨大なバスタブのようなものの中にはヒノキがブレンドされているという米ぬかがみっちりと。ただ、ヒノキの爽やかな香りというより、もっと土っぽい、カプトムシっぽい臭いがします。
「では、頭をこちらにして仰向けで寝てください」
いきなり仰向けコールです。米ぬかの中に足を入れると・・・あ、あったけ〜〜〜〜〜。
うーんこ れは気持ちよさそう。触り心地もふかふかです。
仰向けになると、身体の上に米ぬかをバサバサとかけてもらえます。かける時に軽くマッサージをしてもらえるのも非常によい感じ。
頭だけ出して全身ずっぽりと埋められました。気分は戦メリのデヴィット・ボウイです。
「顔にも乗せますね」
なんと、顔の上に薄手の布を置いて、その上からアイピロー的に米ぬかが!
こ、これは極楽や〜〜〜〜〜〜〜。
真冬の寒い夜に、人肌で温められた羽毛布団に入っているような感じです。もうすべてがポカポカです。
で、だ。
当然のように汗が顔を滴り落ちるのだけど、手が埋まっているからどうにもできない!鼻がこそばゆい!
いやー、それでも気持ちいいな〜〜〜〜。
随時、スタッフさんも様子を見に来てくれるので安心です。
あっという間に15分の入浴時間が終わってしまいました。
「そのまま外に出て、外で身体に付いたものを払ってください」
全身が米ぬかまみれです。外に出て払うと、ばさばさと足元に貯まっていきます。垢太郎が作れそう(垢太郎はグーグルで調べよう)。
あらかた払い終わったら、同じ室内にあるシャワールームへ。
シャワーを浴びると、当然ながら泥まみれです。頭皮からもガンガン出てきます。
そして何より、暑い!!!!!!!!!
サウナだったら、暑くなった身体を水風呂でキンキンに冷やすことができ、それこそがサウナの醍醐味だったりするけれど・・・
酵素風呂は暑い室内でそれほど冷たくないシャワーで泥を流すしかありません。うわー、すっごい水風呂に入りたい・・・。
シャワーが終わったらパウダールームへ。自由にドライヤーや韓国コスメが使えるけれど、そんなことをやりつつとにかく暑いのです。
まぁ、温めるための施設だから当然なのかもだけど、いつまでも汗が引かないので、酵素風呂15分に対してシャワーとドライヤーを30分くらい使ってしまいました。
肌は確かにツルツルになったように思います。保湿は一切していないのに、しっとりツルツルです。しかし、ほのかな土臭さが残ります。イヤな臭いじゃないけれど、何やって来たんだ的な臭いです。
そして、老婆心ながら営業を続けるのは大変だろうなと思いました。
私ひとりが酵素風呂に15分入っただけで、私がシャワーを浴びてドライヤーを使い終わるまでの30分以上、スタッフさんはずーっと室内を汗だくになって掃除しているのです(足元に米ぬかがいっぱい落ちているため)。
水風呂的なのがないから、どうしても汗が引かずにドライヤータイムが長くなり、回転がよいとも思えません。
まぁ、だから1回 約5,000円という金額設定なのかもだけど・・・
できれば再訪したいので、長く続いて欲しいなと思いました!あとやっぱり全裸で入ってみたいよ!