「今日は何の日?」ということで、日本にはさまざまな「記念日」が存在します。
有名なところだと11月11日の「ポッキー&プリッツの日」や9月6日(クロ)の「松崎しげるの日」。これらは一般社団法人 日本記念日協会が審査・認定しています。
一般社団法人 日本記念日協会とは
日本記念日協会では記念日文化の発展を願い、従来からある記念日はもちろん、新たに誕生した記念日についても登録制度を実施しています。
自治体、企業、個人で独自の記念日を登録したいとお考えの方は、記念日の名称・日付・由来などの必要事項を所定の「記念日登録申請書」にお書き込みの上、日本記念日協会までお申し込みください。
引用元:http://www.kinenbi.gr.jp/
記念日登録までのプロセス
記念日を登録するのはとってもカンタン。PDFに記入して日本記念日協会へ提出するだけです。
たとえば俺が「LSDの発見日にちなんで、5月2日はホフマンの日にしよう!」と申請すれば、それが反社会的・宗教的・政治的なものでない限りたぶん認定されます。
認定料は10万円!!!!!!!!(税抜)
安い!!!!!! 安すぎる!!!!!!!!
そして、その記念日は「一般社団法人 日本記念日協会認定」という触れ込みでPRできるようになります。
※日本国政府が定めた祝日のようなものとは違うので一般のカレンダーに載ることはありません
記念日認定ビジネスの羨ましさ
日本記念日協会は増え続ける「○○の日」を管理・統一するために設立されたそうです。一件10万円で、こんなMS P明朝な賞状がもらえます。
まぁ、お互いの利益が一致しているということでしょう。日本記念日協会にしてみりゃさまざまな記念日を登録してハッピーを集めたいし、申請する側にすれば「日本記念日協会が認定してるんですよッ」というPRができます。「社団法人」とか「協会」と言われると、とても立派に聞こえますよね。
誰も傷つけていないし、ハッピーな話ですね。なるほどー。
※当ブログは日本記念日協会を非難するものではなく、そんなうまい方法があったのかと羨ましがるブログです。