小説「カッコーの巣の上で」を書いたケン・キージー。彼が1960年代にサイケなバスでアメリカ中を走りまくり、ACID TESTと称してLSDを広めてまわった旅の模様が「Magic Trip」というドキュメンタリー映画になりました。
これ、再現フィルムではなくて当時の映像そのままなのです。
このMagic Tripがなければ、グレイトフル・デッドも、ジャック・ケルアックの「路上」も、トム・ウルフの「クール・クールLSD交感テスト」も、日本の60年代ヒッピーたちへ伝播したアシッドムーブメントも、そもそもバスをサイケデリックに塗装して音響機材満載で走り回るとか、バーニングマンのアートカーとか、マゲオとか、そんなのも生まれなかったかも知れません。
おまけ知識としてケン・キージーにLSDを供給していたのは、100万ヒット以上作ったと言われるオーズリー・スタンレー三世。残念ながら2011年に他界されました。とにかく質が高かったそうで、一度お目にかかりたかったです。混ぜ物いらないです。Pureなのがいいです。
で、そんなMagic Trip、今まではアメリカ国内でしか見ることができなかったけど・・・DVDになってました!日本からも購入可能です!!!!!!! 日本語の字幕はないけど、まぁノリでなんとか分かります。
こんな混迷の時代はこんなの見て過ごしましょう!!!!!!! 俺も買った!!!!!!!