大麻大量所持者の傍聴記を読んだ感想

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かつて身に覚えのない薬物事案の容疑で家宅捜査を受けた斉藤総一さんが「SPA!」で連載している薬物裁判の傍聴記。380g(!)という、なかなかの量を持っていた事件の記事が興味深かったので感想を書いてみます。

【外部サイト】大麻大量所持者は「売ってない」を証明するために必死になる<薬物裁判556日傍聴記> | 日刊SPA!

まずは、上記サイトから全文をお読みください。臨場感のある良記事です。

ざっくり三行で書くと・・・

  1. 380gという大量の大麻所持で捕まっちゃった人の裁判
  2. そんなに大量に持っているのは「売るため」だよね?という尋問に対して
  3. それぞれフレーバーが違うので、趣味です!という被告人

いやいや、分かるよ!フレーバーが違うからいっぱい持っていたかったって、すっごい分かるよ!

※日本国内で大麻を所持するのは法律違反となります。上記の発言は違法行為を助長しているものではありません

お酒が好きな人だって、自宅にずらーっと並べて毎晩いろいろ選んで飲んでいるし、エロ動画だって見きれないほど購入してしまうし、「50gも買えば数ヶ月は吸い続けられるだろうから安心」というのも、グロスでコンドームを買ったときと同じ心境だよね!

検察官から「スカイウォーカーOGって何ですか?」と聞かれて「コードネームかもしれません」と答える場面とか、本当に大変だったろうなと・・・。

※ちなみにスカイウォーカーOGはOGクッシュとスカイウォーカーのハイブリッドで、インディカ優勢の超強力なOG株。スパイシーな芳香で、リラックス度が強いのが特徴とインターネットで読みました

スカイウォーカーOG以外にも、サワーディーゼル、トリプルチーズといった名前が登場し、検察官から「トリプルチーズはどうだったの?」と聞かれて「なるほどな、です」と答えるのは・・・被告人の人柄が窺い知れるようです。

※サブカル女子が描いた微妙なイラストとかポエムとか、どんな感想を言ってよいか分からないときには「なるほどなー」と言っておけばだいたい大丈夫です。なんとなく分かった感じに聞こえます

世界的な大麻解禁ムーブメントに逆行するように、日本の現行法では大麻の所持は禁止されたままです。裁判においては、主に「どれだけ大量に所持していたか」「売買していたか」「何年くらい使用していたのか」で量刑が決まります(栽培していたらさらに重くなります)。

検察官はTHCの含有量まできちんと調べないから、スカイウォーカーOGを1g持っているのと、THCのほとんど含まれない北海道産の道産子を100g持っているのでは、たぶん後者の方が罪は重くなります。

そして、世界的な大麻解禁ムーブメントのおかげで大麻のフレーバー(品種)はものっっっっっすごく増えました。ぶっちゃけ、もう誰も把握できていないと言われるほどバリエーションが豊かです。

カメラ好きな人がカメラのレンズを次々に買ってしまうように、沼にハマるがごとくフレーバーを試してみたくなる・・・それは、大麻草そのものの精神依存ではなく、「いろいろ試してみたい」という好奇心からの依存・・・。

残念ながら、現在の日本は法律的にも文化的にも「いやー、ハマっちゃいましたね。次からはほどほどにしないとダメですよ」と諭してくれて終わるような状態にはなっていません。「大麻に強い執着を持ち、依存性が極めて高く再犯の恐れがある」みたいな方へ曲げられてしまいます。

笑い話では終わらないから、所持するのはダメ!ゼッタイ!ですよ。

続きが気になるワー。