トリッピースについて誤解されがちなこと【企画者編】

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みんなで旅を作るソーシャルサービス「トリッピース」。私も2012年にタイ・ソンクラン、2013年に満月の島キャンプ、2014年にバーニングマンのツアーを行いました。で、企画者の苦労?思い違い?を書いてみます。

【関連】トリッピースについて誤解されがちなこと 参加者編

告知はあくまで自分の力

トリッピースには膨大な数の企画が上がっています。その中から自分の企画を参加者が集まるかどうか・・・は、企画者自身がどれだけ拡散できるか、魅力的な写真や文章で注目を集められるかにかかっています。トリッピースのツイッターやFacebook、メルマガに載ることもあるけど、企画さえ作ればバンバンと人が集まる・・・というのは期待しすぎです(でした)。

ライトユーザーが多い

トリッピースは「知らない人と行く」ということが多いため、数十万円以上かかるような大掛かりな旅や、長期間の旅を望んでいるユーザーは少ないです。そりゃま、そんなのに参加してダメダメな状態だったら悲しすぎますもんね。そのため、「俺はココに前から行ってみたかったんだウォー!」みたいなプランより、近所でBBQしましょうみたいなプランの方が盛り上がります。少し寂しい感じがします。

旅に行けない可能性もある

トリッピースが定める「最低催行人数」の参加者が集まらないと、その企画は催行されません。たとえばあなたが仕事の休みもバッチリ取って、行く気マンマンであっても「人数がいないので中止です」と言われ、もうその時期になったら通常の航空券も値上っていて・・・という地獄に落ちる可能性があります。

参加者は選べない

女の子100人集めてローションフェスに行きたくても、企画者は参加者を選ぶことはできません。せいぜい、告知文章に「女性歓迎」とか「学生限定」と断りを書くくらいです(もちろんそれも強制力はないです)。あなた以外が全員ガチムチかもしれません。

企画者は逃げ出せない

企画者は自分が立てた企画へ参加することが前提になっています。参加者側であれば「値段が高ければ行くのやめよう」とか「メンバーが微妙だったらやめよう」いうのもアリですが、企画者はできません(もちろん、いろんな理由を付けて逃げ出す企画者もいるけれど)。

まとめと希望

「みんなで行く」というサービスだけど、圧倒的に不利な立場にあるのが企画者です。少なくとも現在のシステムにおいては「誰かを連れて行く」サービスと言った方が適しているように感じています。

それでも、ここで出会える人たちというのは貴重です。

私は「自分が楽しいと思ったこと」をトリッピースに集まる「それまで出会えていなかった人」にブツけたときに、どういう反応になるかを知りたくてソンクランや島キャンプの企画をしてきました。それは、自分のコミュニティを閉じたものにするのではなく、常にオープンにしておくことにもつながります。長い視点で捉えると、それはコミュニティを健全なものにしてくれます。

どうか、よい旅を!

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