アマゾンのカエルから作られる秘薬「Kambo」とは? 日本では合法?

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シャーマンの秘薬・アヤワスカに代表されるように、アマゾンにはさまざまなサイコアクティブなものが存在しています。本日はその中から、「Kambo」に注目してみました。

Kambo(カンボ)とは?

Kambo(またはSapo)は、南アメリカのアマゾン流域に生息するフタイロネコメガエルの皮膚から分泌される液体を用いて作られる薬。残念ながら幻覚を見るようなサイコアクティブメリットはありませんが、心身をクレンジングし、免疫力を高めるメリットがあるとのこと。

Kamboセッションの様子がYouTubeに公開されていました。

We Tried Kambo, the Frog Poison Cleanse, and Aged 50 Years

※一部、嘔吐シーンがあります。視聴にご注意ください

焼いた竹串のようなもので腕や足の側面に小さなキズを付け、そこへKamboを塗布することによって体内へ吸収させています。ハンコ注射のようにしばらく傷跡が残るため、女性は気を遣いそうです。

Kamboが体内に入ると、猛烈な気持ち悪さを感じることがあるようです。YouTubeでは、みんな嘔吐用のバケツを抱えていました。目眩のようにクラクラしたり、光や音に敏感になることもあるようです。まぁこういうのは「キメたら寝る」のが一番ですね。

Kamboの違法性

Kanboに含まれる成分の中に日本の法律で違法とされるものがあるのかは不明です。ただ、過去に何回かは日本国内でもKamboを使ったセッションが行われていたようですし、海外だとネット通販もありました(日本には発送してくれません)。

【外部サイト】Kambo, Rapé, Kuripes and More | Ayahuasca Market

Kamboの作り方

Kamboを分泌してくれるフタイロネコメガエルは、わずかながら日本の爬虫類ショップでも取り扱いがあるようです。

上手に飼育すればKamboを作ることもできそうですが・・・なんとなく、アマゾンの野生で暮らしているフタイロネコメガエルと、日本の水槽でコオロギや合成飼料を食べて暮らしているフタイロネコメガエルでは、何かが違うような気がします(実証はありません)。

本来、Kamboはカエルの身を守るために分泌される「毒」です。でも、日本の水槽でコオロギや合成飼料を食べて暮らしていたら、毒を分泌する必要もなくなるわけで・・・何かが違うような気がします(実証はありません)。

センソが欲しくてヒキガエルを捕まえたこともあったっけねぇ・・・。

で、実際どうなの?

繰り返しになりますが、残念ながらKamboにはアヤワスカのようなサイコアクティブなメリットはないとされています。純粋に、心身の不調を治す「民間薬」のような存在でしょう。

個人的には、Kamboのような「ゲーゲー吐く系」のものは苦手です。ベニテングタケを食べたときも、胃の苦しさと目眩でずいぶん後悔しました。

で、「ゲーゲー吐く系」のものは「吐くのをガマンする」という極限の心理状態の中で、変性意識を体験できることがあります。でもそれは、本来のメリットではないと思うのです。おしっこガマンしてジタバタしてるときも、ヘンな精神状態になりますよね。

そして、「吐いた後はスッキリする!」というのも、ある意味そりゃそうだろと思ってしまいます。お酒だって吐いたら楽になります。

ちょっと否定的な意見になってしまいましたが、Kamboはサイコアクティブなものではないし、心身の不調を治すといっても国内の医療機関でメリットが実証されたものではありません。ムリして探し回ったり、藁にもすがる思いで助けを求めたりするのではなく、出会ったときに試してみるくらいがちょうどよいのではないでしょうか。カエルから作られているっていうのはロマンを感じさせられますね。

で、海外ではKamboはアヤワスカのセッションと一緒に使われることも多いようです。Kamboでキレイにした心身へ、アヤワスカという新しい体験を入れる感じでしょうか。うん、それならやってみたいかもです!